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若手職員 木こり修行日誌8 熊谷編

今回、現場レポートを担当します熊谷です。

橋野の現場は雪がつもり、ブーツ越しでも足先が冷えるので、最近は靴下の中にカイロを入れて作業をしています。

(最近、熊谷・小林ともに作業に入っている釜石市橋野地区。現在は雪が積もっています)

今回はかかり木処理について書きたいと思います。

 

橋野の現場では間伐作業をしています。

間伐作業では生えている木の中から選定して伐倒をします。
その中でも生産間伐は、材を取る必要があるので、重機で集材しやすい方向に伐倒する必要があります。

つまり、チェーンソーマンは木の混み具合がどうであれ、最初から限られた伐倒方向に木を倒さなくてはならない状況になります。

後工程の事を考え作業をすると、内容が複雑になるので、言われた通りに作業するだけではだんだんいけなくなってきました。
難しいですが、ここが頑張り時です!

かかり木にならずに伐倒できればそれが一番良い結果なので、まず初めに伐る順番を決めるのですが、最初の一本は当然のように周りに木が密集しているので、倒すのが難しいです。
私の技術では、大抵かかり木になってしまいます。

 

そこで教えて貰ったのが、かかり木になるのを前提に、いかに処理をしやすく掛けるかという考え方です。

今までの作業では、木と木の間の枝の密度が一番薄い所を狙い伐倒していました。

かかり木になったときは切り残しを左右から少し切り離し、フェリングレバーを使い木を回転させて枝を外すという工程を踏むので、枝張りの中央でかかり木になると、右回転、左回転のどちらにも回りにくくなり、結果、処理にかかる労力が大きくなってしまっていました。

かかり木になる前提で伐倒方向を決める場合は、枝張りの左右どちらかを狙い倒すという方法をとるようにしています。
この方法だと左右どちらかに木が回転する分の隙間が出来るので、今までよりもスムーズに処理をすることができるようになりました。

ただ、観察力不足で処理の段取りを間違えることがあり、決めていた回転方向にフェリングレバーを使い回しても全く回らなかったり、切り残しを少し切った段階で回したい方向と逆に木が回転したりと思い描いたように処理が進まずに、落ち込むことも多々あります。

今の自分に必要なのは、伐倒前にどこに倒したら素早くかかり木を処理できるか判断する能力と、掛かっている木を見て、左右どちらに回したらより早く処理できるかの能力だと感じています。

理屈だけでは上手く事が運ばないので、経験を積み重ねて、理解を深めたいと思います。

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