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企業とつくる「千代田の森」本格始動!

 2013年から岩手県内の沿岸被災地で活動を続けている千代田化工さん。これまで年に3回程度、当組合が管理する山林で、地拵え(植樹の前の現場の枝葉の片付け)や植樹、バイオマス集材体験などを行っていただきましたが、昨年秋からは、組合員(山林所有者)さんの協力を得て、千代田化工さんと当組合とで管理する「千代田の森」開設の準備を進めてきました。

(昨年秋の地拵えの様子。地面が見えないほどの枯れ木や枝を集めました)

●5月19日 「千代田の森」セレモニー
 そしていよいよ、5月19日、「千代田の森」となる釜石市の箱崎半島の現場で、同社有志のみなさん参加のもと、セレモニーを開催しました。

5本の広葉樹を植えた後、木製の「千代田の森」看板を設置し、みんなでスタートをお祝いしました。
続いて、この山林の所有者・植田さんのご自宅で、千代田化工さんへのサプライズのお礼が! ……さてなんでしょう(笑)

植田さんのご自宅がある箱崎地区は東日本大震災の津波で大きな被害を受けた地域です。植田さんのご自宅もがれきで埋めつくされたそうですが、修繕して暮らしています。そのような状況で、外部のサポートを受けて、自身の山ももう一度つくっていくことを喜んでいらっしゃいました。

●5月20〜21日
 前日は、4人で1本を植えるというセレモニーでしたが、千代田化工さんの活動はじつは2日目からが本番です。釜石に来た24名のうちの精鋭8名が、2日目にスギ270本、3日目に広葉樹90本を植えました。単純計算で1人45本! プロは1日100本植えると言いますが、平日ハードワークのサラリーマンのみなさんが遠路はるばる釜石にやってきてこれだけ精力的に活動してくださるのはあたまが下がりますね。

今回は記念ということで8名の方には自身の名前を書いたプレートもつけました。


 また、千代田化工さんの活動は、夕方や夜間に、受入れサイドとの意見交換の時間を設けているのも特徴です。

 今回、千代田化工の社員のみなさんは当組合での植樹のほか、釜石のユナイテッドグリーンさんでの菜の花畑の整備、大槌の吉里吉里国さんでの薪割りや森林整備、という活動をされたグループもあったということで、それらの活動を全員で共有し、また今後被災地域とどのようにかかわっていくか、というなかなか難しいテーマでグループワークをしました。「継続性が千代田の強みではないか」「被災地域の組織が困ったことがあったときに千代田社員に電話1本入れられるような関係性がつくれたら」といった具体的かつ建設的な意見が出ました。一方で「年に数回、2日間活動したからといってそれが被災地に貢献したことになるのか不安だ」といった葛藤を吐露する方もいらっしゃり、みなさんの誠実な姿勢を感じました。

 そして3日目(最終日)も午後8〜11時半まで活動。当初はスギ370本植えるのに最終日までかかるかと思いましたが、前日に終わっていたため、イタヤカエデなど広葉樹90本を植え、念には念を入れて水もやりました。所有者・植田さんの要望で違法駐車の車が入らないための柵を設置して終了です。

 ちょうど、箱崎白浜からの帰路通りかかった野田市長、山崎副市長といっしょに記念撮影。
千代田化工さんの2016年第1回目の活動は終了しました。

8名のみなさん、おつかれさまでした!
次回は、もっとも過酷とも言われる炎天下の下刈り(草刈)作業に来ていただく予定です。
(手塚)
 

岩手大震災学修の受入れを実施しました

 5月7日と21日に岩手大学の震災学修の受入れを行いました。
震災学修 http://coc.iwate-u.ac.jp/report/003.html は同大が昨年度から実施している取組で、4月に入学した1年生が県内の沿岸被災地に足を運び、地域の経営者や地域住民に話を聴くというもの。当組合でも昨年度に引き続き、今年度も高橋幸男参事が新入学せいにお話をしました。
今年度はいずれも農学部の学生さんで、7日は約60名、21日は約35名が出席しました。

 参事からは、東日本大震災後の当組合の取組や全国、そして地元からの支援について、さらに震災を機に自身の生き方や考え方がどのように変化したかといったことをお話しました。

 学生さんたちは事前に予習して質問を考えてくることになっていたそうで「日本の木材価格はなぜ低迷しているのか。どのように対応しているか」といった自身の問題意識にもとづく多様な質問が飛び交いました。7日の回では、質問が相次ぎ昼食時間が短くなってしまうほどでしたが(笑)、活発な学びの姿勢が印象的でした。

 震災から5年以上がたちますが、内陸の大学に通う学生さんたちにも被災地の現状を知ってもらい、研究や学生生活に反映させてもらえるよう、これからも可能な範囲で御協力していきたいと思います。
(手塚)

林野庁長官が視察

 5月1日、今井敏林野庁長官が釜石地方森林組合に視察にみえました。
組合からは、佐々木光一代表理事組合長のほか職員、釜石市復興支援員が出席し、今井長官や岩手県の林業行政担当の皆さんと意見交換をしました。

 佐々木組合長からの挨拶に続いて、参事の高橋幸男から当組合の施業集約化の取り組みや東日本大震災後に力を入れている活動についてご紹介。

支援をしてくださる企業さんと連携した、被災した山林所有者さんの再造林(伐採した山への植林)や、「釜石大槌バークレイズ林業スクール」での取り組み、木製の小物や家具の開発・発信を通じた釜石産材のブランド化などについてご説明しました。

 今井長官や県の方々からは、「スクール運営にあたり、支援元のバークレイズからはどのようなサポートをいただいているのか」「企業との森づくりの今後の展開について」「どのようにして、『釜石ファン』を拡大し、UIターンにつなげていくのか」など、林業の枠にとどまらない色々なご質問を頂きました。
(手塚)

「虎舞ラガーキーホルダー」お披露目

 もう昨年度のことになりますが、3月24日に盛岡市の盛岡手作り村で開かれた、盛岡地域地場産業振興センターの新商品発表会に参加してきました。
 発表した新製品はもはや、言うまでもなく……

「虎舞ラガーキーホルダー」(仮称)です。
地元紙・岩手日報にも当日の様子が掲載され、キーホルダーも紹介されたため、
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160325_11
はやくも発売前からお問い合わせをいただいています。

 こちらのキーホルダーは、岩手県県央の紫波町を拠点に活動する「マルツ工房」さんのデザインで、材料はもちろん、釜石産のスギです。つくっていただいているのは、これまでこのブログにも何度も登場している釜石市のNPO法人「かだっぺし」さんです。盛岡地域地場産業振興センターが被災地支援として行っている沿岸の事業者と内陸の事業者をマッチングするという事業に選ばれて実施したものです。

 「マルツ工房」さんは、独特の太く力強い線で岩手のモノやコトを描くデザインで知られています。南部鉄器や石割桜、ホヤ、鹿踊などいろいろなモチーフがあるのですが、その中でもひときわ目を引くのが「虎舞」でした。震災後、三陸鉄道の釜石駅でもステッカーや缶バッチが販売されていたので、見たことがある人もいるのではないでしょうか。

 釜石地方森林組合で、センターのこの支援を受けることが決まり、組合の手塚(釜援隊より派遣)から「ぜひマルツさんにおねがいしたいです!!!」とあつかましくも提案し、センターの田村さんがマルツ工房さんに打診してくださったのでした。マルツ工房の吉田さんのお友だちが釜石にいらした縁で、吉田さんは東日本大震災直後から釜石はじめ沿岸でボランティアをしていたということで、今回の提案も快諾してくれました。
 吉田さんのお友だちが虎舞をやっているということに加え、吉田さんご自身が元ラガーマンということで、復興と釜石のラグビーの盛り上がりへの期待をこめて、虎舞とラグビーがコラボしたデザインになっています。たくさんのデザイン案、独創的な商品(大観音マトリョーシカ……)案を頂いた上で、今回は「スギ」にこだわってつくりたいという思いをお伝えし、スギで実現可能なキーホルダーにたどりつきました。
 スギにレーザー加工機で線を彫り込んでいるのですが、線の彫りの深さなどについては、センターの田村さんにご尽力いただき、何度もかだっぺしに足を運んでいただき、吉田さん、田村さんとで試作品完成までこぎつけていただきました。

 センターの支援事業は2015年度いっぱいでしたが、みなさんのご協力でほぼ発売にまでたどりつきました!
現在は、4月下旬の発売にむけて、森林組合とかだっぺしさんとで図柄を彫るときの木材の向きや色などの細かい部分について詰めている段階です。

(夜な夜な打ち合わせ……)

キーホルダーは、横向きの虎舞とラグビーボール×虎舞の2デザインがあり、それぞれに大・小があります。


 じつは、きのう、価格も正式に決定しました!!!
あとは、かだっぺしさんに鋭意、制作してもらうのみ。納品が待ち遠しいですねー。
 もったいぶりますが(笑)発売日とお値段は、4月18日(月)に発表します!
ちなみに、当面の間、購入できるのは、当組合事務所と当組合ホームページからのみ、です。随時、釜石市内の店舗さんでも取り扱っていただけるようにしたいとおもいます。

●マルツ工房 http://moririncho.exblog.jp/
●かだっぺし http://kadappeshi.web.fc2.com/

復興祈念植樹を実施しました

 3連休の中日だった3月19日に、釜石市内の箱崎半島で「復興祈念植樹」を行いました。
当組合では昨年も、釜石大槌バークレイズ林業スクールオープンセミナーの一環で、植樹の実習を行ったことはありましたが、
(その様子はこちら http://blog.kamamorikumi.jp/?eid=18 )
もっと広く、ご家族連れや遠方からの方々にも参加していただきたいという思いで企画しました。
釜石の体験プログラムを3日間に凝縮した「meetup kamaishi」の一環として実施するということで、いつにもまして企画にも力が入りました。

 当組合管内では、被災し住宅再建などのためにご自身の山林を伐採した組合員さん(山林所有者)が少なくありません。今回は組合員の植田さんにご協力をいただき、植田さんが箱崎半島に所有し、震災後に伐った山で活動することになりました。当組合ではそういった山主さんの山に再び植樹をするために、当組合で販売している一合枡の売り上げの一部は苗木の購入に充てており、今回もそこから苗木代を捻出しました。

 午前中は、参事の高橋から当組合の震災後の取り組みや、森林の持つさまざまな機能、たとえば山に水を蓄える機能や土砂災害の防止など、についてお話し、今回の植樹の狙いについてもご説明しました。

今回じつは定員20名のところに、あれよあれよと締め切り直前にたくさんのお申し込みをいただき、35名近くの方に市内外から集まっていただき、そのうち職員の家族も含めて5名が小学生以下だったので、参事も気合を入れて、パワーポイントに子どもの好きなキャラクターを仕込んだり、お菓子を用意したり、といつにない意気込みでお話しました。

お昼ごはんの時間帯には、みなさんにあらかじめお配りしていた植樹用のプレートに名前を記入してもらいました。

(一体になっていますが、外側の紐が巻いてある部分が、現場に設置するプレートです)

午後になり、いざ現場へ。
唐鍬という鍬で土を掘って、苗木を入れて土をかけ、これでもか!と踏み固めます。ちょっと寒い日でしたが、子どもたちもがんばってくれました。


今回の現場は、スギと雑木(ナラやけやき、トチなどの広葉樹)を混ぜた「混交林」という山を目指しており、内陸からの参加者の方が育てているトチの苗木を持ってきてくださるということでしたので、参加者にはスギとトチを植えてもらいました。

通常、業務として行う植樹は、苗と苗の間を測りながら植えていくのですが、今回はあらかじめ植えるポイントの目印だけはつけておきました。そのせいもあってか、みなさんの作業が予想以上に速く、当初の200本は1時間ほどで植え終わったので、予定以上の250本ほどを植えていただくことができました。

途中、少し雨が降ったりと、参加者にはきびしかったかもしれませんが、じつは植樹は乾燥が大敵!ということで、植樹には適した天候で、きっとみんなで植えた苗もすくすくと成長するに違いないですね。

 植樹のあとで、山主の植田さんのお宅にお邪魔して、めかぶと汁物をいただきながら、交流会を開催しました。

みんなで伺ったこちらのお宅も、震災の津波で1階の高いところまで水が上がりました。植田さんは、被災当時の箱崎の集落のこと、ここまでは津波は来ないと思っていたことなど、海とともにある箱崎の暮らしや震災直後の生活についてお話されました。ふだん、あらたまって当時のことを聴く機会は少ないので、地域で暮らしている私たちにとっても貴重な時間でした。

参加者からも「地域の方から直接、震災の話を聴くことができてよかった」「短時間だったが少しでも復興の役に立てればうれしい」「植えた苗木を見にまた来たい」などさまざまな感想をいただきました。
みなさんの苗木は職員がきちんと管理しますが、折を見てまた、草刈などをしながら苗の様子を見ていただける機会もつくれればと思っています。

ご参加いただいたみなさん、植田さん、ありがとうございました。
(手塚)

※meetup Kamaishi の各プログラムを体験したインターンによるレポートが掲載されています。ぜひご覧ください。
http://kamaishi-korekore.hateblo.jp/archive/category/%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88

がんばっぺし釜高ナイン! 

 いよいよ20日は春の選抜高校野球の開会式ですね!
そして翌21日午前9時からは、われらが釜石高校の試合です。市内では、パブリックビューイングも行われる予定で、すでに釜石はセンバツムードが盛り上がっています。
 そんな昨日3月17日。当組合事務所に、いつも木製品の加工をお願いしている企業さんから段ボール箱が。
これこそ、待ちわびていたものでした!

釜石産のスギでつくったキーホルダーです♪ いい感じの仕上がりではありませんか!!!

 当組合の課長のご長男が出場するということで、選手のご家族にプレゼントするために制作しました。
森林組合職員らしい贈り物になってよかったです。

 甲子園出発前の10日は、課長とともに長男のNくんが組合事務所にも出発のあいさつに来てくれました。
被災したJR山田線が復旧しない中での通学や部活動には、本人もまた家族もたくさんの苦労があったと思います。親子一体となって掴んだ出場。自身も長年、選手としてプレーしてきた課長ですので、息子さんが甲子園の土を踏むというのは感慨もひとしおでしょう……。

21日は、ともに21世紀枠の小豆島高校との対戦となりましたが、両チームとも自分たちの全力を出して悔いのないプレーをしてもらいたいですね!

がんばっぺし、釜高ナイン!

フォルクローロ三陸釜石で釜石産スギのノベルティ(記念品)配布中です

 昨年3月に釜石駅前にオープンしたホテル「フォルクローロ三陸釜石」。
こちらのオープン1周年のノベルティとして、当組合で搬出した釜石のスギをつかったすてきなコースターをつくっていただきました。

3月14日宿泊の方から配布されるとのことで、予定期間は3月末までですので、釜石へのご旅行、出張の方はぜひ空室状況を確認のうえ、コースターを手に入れてくださいね!
 コースターに描かれた美しい花は釜石の花であるはまゆりです。本当はあざやかなオレンジ色の花ですが、ややピンクがかったスギに白い線が映えています。

 パッケージの背面では、当組合の震災後の取り組みや地域の復興への思いを紹介していただきました。また、フォルクローロ三陸釜石1階ロビーには組合の活動を紹介する小さなパネルを置かせていただきましたので、宿泊やお風呂利用の方はぜひご覧くださいね。

 また、当組合では、昨年から、釜石を支援してくださっている企業様、地元企業様の木製ノベルティグッズ製作に力を入れております。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
電話0193-28-4244 (担当:手塚)

農林中金、釜石森組などからの木製品を贈呈しました

 釜石地方森林組合では農林中央金庫と連携し、釜石大槌地域に地元産材の木製品を贈る活動を2013年から行っております。3月8日に釜石市への贈呈式を行いました。

 この取り組みは、行政を通じて、地域の農林水産業や観光の振興に取り組む団体に木製品を贈るもので、今回は、昨年に橋野鉄鉱山高炉跡が世界遺産登録された橋野地域の団体にお贈りしました。
橋野産直組合さんには、可変式の商品陳列棚と組立式テーブル・椅子セット
橋野の古民家をリノベーションし地域の交流拠点とする活動をしているHUB三陸には、商品陳列棚
をそれぞれ寄贈。

こちらが、産直組合さんに贈った木製品です。
奥の屋台のようなものは、移動販売用の棚で、野菜などを陳列できるようになっていて、手前のテーブル椅子セットを屋台の下の部分に積んで移動することもできます。

次年度も、農林中金さんのご協力を得て、釜石大槌地域への木製品寄贈を継続する予定ですので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。(一次産業振興への貢献など、贈呈には基準があるため、希望されるすべての団体へは寄贈できませんので、ご了承ください)
●問い合わせ 釜石地方森林組合(0193・28・4244) 担当:高橋、手塚

職員の原稿が掲載されました

 関東への視察、イベントがひと段落し、来週の総代会への準備に追われている当組合ですが、職員の執筆したものが雑誌に掲載されましたのでご紹介します。

 まずは当組合参事・高橋幸男が月刊誌「森林組合」2月号に<釜石地方森林組合の取り組み「森林による地域貢献」>を寄稿しました。
http://www.zenmori.org/magazine/
こちらのサイトから申し込むと購入もできますので、ご興味のある方はぜひお読みください。

 また、釜石市の復興支援員組織「釜援隊」メンバーで当組合に常駐している手塚さや香が、月刊誌「ニューリーダー」2月号に<林業を変える! コスト削減、高付加価値化 〜東日本大震災から立ち上がる釜石地方森林組合の挑戦>のタイトルの記事が掲載されました。
http://www.newleader-magazine.com/
こちらもサイトから購入できるほか、丸善丸の内本店・日本橋店などでも購入いただけます。

 両方読めば、釜石森組のすべてがわかる!!! ……かどうかはわかりませんが、震災前からの集約化の取り組みや震災後の人材育成や企業と協働の山づくり、製品開発についてご紹介しておりますので、ぜひご覧くださいね。
(手塚)

UBSさんロゴ入り一合枡

 釜石森組では、地元産のスギを使って当組合の焼印を押した一合枡を昨年春から販売していることはこれまでも何度かこのブログで紹介してきました。
 昨年11月には、震災後に釜石市を支援してくださっているUBSグループさんからご注文いただき、同グループが新年会でお使いになる一合枡の製作をコーディネートさせていただきました。UBSさんは、当組合がボランティアで施工した釜石市根浜地区の避難路<絆の道>づくりにたくさんの社員が参加してくださったほか、これまでも海外の社員が当組合に視察に来てくれたり、バイオマス集材体験に参加してくれたり、と何かとお世話になっています。
 
1月4日の新年会でお披露目されたとのことで、メールでご報告をいただきました!


これまでも同グループは新年会の枡を国内企業に注文されていたとのことで、(国内で流通している枡の大部分はヒノキ)、今回の枡は釜石のスギを使っているため、「スギの香りの枡は珍しく、みな興味を持っておりました」との感想をいただきました。盛大な新年会でお披露目していただき、ありがたいです!

 
 枡は、当組合が管内(釜石市、大槌町)で間伐したスギを、地元の製材所で挽いてもらい、枡の製作は震災後、木工や家具製作を通じて地域の産業づくりに取り組む「和ring project」(大槌町)、ロゴ入れは釜石市内でひきこもりなどの方の就労支援を行う「かだっぺし」にお願いしています。


 (この写真のオリジナル枡はレーザー加工ではなく焼印でロゴを入れています)

 こちらの枡は、売り上げのうち1個あたり100円を森林整備費として積み立てているのが特徴で、2個(200円)でスギや広葉樹の苗を1本買うことができます。なぜこのような仕組みをとっているのかというと、当組合の組合員さんは震災で被災した方が多く、自宅再建の原資とするために所有山林を皆伐し丸太を買った方も少なくありません。このような場合、当然のことながら、次に植林する余裕はなく、そのままになってしまう山林が多いのがこの地域の現状です。
当組合では、積み立てた森林整備費で苗を購入し、被災地域の復興にかかわりたい企業、個人のみなさんと、山づくりを進めています。
 
 これからも、枡の品質を向上させていくとともに、地元でつくれる木製品のバラエティを増やしていきたいと思いますので、木製のノベルティ(記念品、贈答品)をご検討のかたはぜひお問い合わせくださいね。

●問い合わせ先
釜石地方森林組合
電話  0193・28・4244
メール rinngyouschool@kamamorikumi.jp

 
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