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<地元産材>募金箱が完成しました

 12月に富山県の方からお電話を頂き、「東日本大震災被災地応援のコンサートで使う募金箱を釜石の木でつくりたい」とのご相談をいただきました。
電話の主は、シンガー英樹さん http://ameblo.jp/singer-hideki という方のコンサート運営のご関係者さん。これまでは段ボールのてづくりの募金箱だったそうですが、コンサートが100回を迎えたのを記念して、木製にリニューアルを、というお話でした。英樹さんが初めて被災地でコンサートを開いたのが釜石だった、というご縁で、当組合にご連絡くださったとのことです。
電話やメールでやりとりをさせていただき、正式にご注文いただきました。

 当組合から出した釜石産スギを使い、市内のNPO法人「かだっぺし」さん http://kadappeshi.web.fc2.com/office1014.html につくってもらいました。




裏から募金が引き出せるよう引き出しになっています。また、屋外などでもご使用になるようでしたので、汚れや少しの濡れには耐えられるよう塗装してあります。

そして……
無事、シンガー英樹さんの101回目のコンサートに間に合ったとのことで、写真つきで報告のメールをいただきました!


これからも支援コンサートを続けていかれるということです。5年が経過してもこの地域に思いを寄せてくださる方がいらっしゃるのはありがたいことですね。
リンクを貼ったシンガー英樹さんのブログに今後のコンサートの情報もアップされるとおもいますので、富山県近郊のみなさん、ぜひお運びくださいね。

当組合では、釜石産・大槌産の木を使った製品の開発や製造についてのご相談も承りますので、釜石新組サイト内問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください(ケースによっては直接、地域の製材所や工房にマッチング致します)
(手塚)
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達増知事が訓示

 新年あけましておめでとうございます。
本年も釜石地方森林組合、そして釜石・大槌地域への応援、よろしくおねがいします!

 さて、当組合も本日が仕事始めです。
午後から達増拓也知事が当組合事務所を訪問し、職員に年頭の訓示を行いました。
達増知事は「岩手県は林業を復興の柱、地方創生の柱にしていきたい。釜石地方森林組合には林業による復興の最先端を引っ張ってほしい」と激励しました。


その後、佐々木光一代表理事組合長・高橋幸男参事が、達増知事に、現在組合が力を入れている人材育成事業「釜石大槌バークレイズ林業スクール」などの取り組みについてご説明しました。


 知事訪問に先駆けて、午前中は朝礼、グループごとの会議のあと、高橋参事のオーストリア視察報告会が行われました。

オーストリアと日本はともに急傾斜地が多い、という共通点がありつつも、気候などの条件は大きくことなる、ということを説明した上で、現場で体験してきた「タワーヤーダ」という機械によるワイヤーを使った集材のことや、「フォレスター」(森林官)という現場にも制度にも精通した国家公務員が管理するオーストリアの森づくりについて説明。
 林業先進地というイメージのオーストリアですが、木材の価格は日本とほとんど変わらない、という説明もありました。それでも林業がさかんなのはなぜなのか……。しっかり聴いていた職員には伝わったはず、ですね。
最後は「オーストリアのほうがめぐまれている、とおもうのではなく、組合員さんや地域がもっとよくなるためには、自分たちのアイデアで行動し課題を解決しよう」と新年らしく締めくくりました。

 知事のお話にもあったように、地域を盛り上げていく産業になるべく、本年も職員一同がんばっていきたいとおもいます。
(手塚)
 

最近の貯木場。

 このところイベントの告知や報告が続きましたが、ひさびさにつれづれなるままに投稿です。

 事務所を訪問した方から「丸太が少ないですね」「ほかのところにも貯木場があるんですか」と訊かれることがありますが、おらほの貯木場はここだけです。(年度末までは、6月まで使っていた仮設事務所にも貯木場の土地を借りていますが、もうほとんど丸太はありません)

では、なぜ丸太が少ないのか、というと、輸送コストを削減するために、伐採をしている現場(山林)に土場(丸太置き場)をつくって、そこから直接、工場などに輸送するようにしているからです。
逆に、それならどうして事務所にも貯木場があるかというと、せまい山林で土場のスペースがなかったり、納期やコスト面の理由で調整が必要になり、いったん、ストックする場合もあるからです。

 6月に移転して以来ずっと、丸太が少なく、取材に来たカメラマンさんも困ってしまう状態でしたが、このところはわりと丸太がたくさんあるので、撮影してみました。

手前は雑木で、奥がスギですね。
ちなみに、その奥に見える道路は、東日本大震災の直前に開通した三陸道です。

こちらはケヤキ。なかなか立派です。


 最近、関西や中部地方から来る林業関係の方々に「やっぱり岩手は雑木が豊富ですね」と言われることがあります。
色々な樹種の雑木もニーズに応じて販売していきたいとおもっています。
森組サイト http://kamamorikumi.jp/ のリニューアルに合わせて、雑木やアカマツなどの販売情報も掲載していきますので、チェックしてくださいね。
(てづか)

<メディア掲載>11月27日日経新聞に掲載されました

 11月27日の日経新聞東北経済面の「とうほく地方創生 気になる現場」という欄で、当組合を取り上げて頂きました。

「3つの見どころ」として、
・釜石大槌バークレイズ林業スクールの実践編(少人数で毎月実施している講座)
・同スクールオープンセミナー
・B材(合板用の安い間伐材)を使った被災者向け住宅再建プロジェクト「森の貯金箱」
が紹介されました。

参事の高橋とスクール事務局の手塚の話のほか、スクール受講生の声も紹介されており、また、4月からスタートする来期のスクール運営の方向性についても書かれています。

組合での取り組みがひいては地方創生につながる、との思いを持って活動しているので、「被災した組合」という枠を超えて、このような視点で取り上げてもらえるのはうれしいです。

ひきつづき、職員一同、がんばっていきたいとおもいます。
(てづか)

プロント・コーポレーションが避難路整備を行いました

 売り上げの一部を「緑の募金」に寄付しているプロント・コーポレーションさんが、釜石市根浜地区の避難路<絆の道>の整備を行いました。
プロントは首都圏などの皆さんにはおなじみですね。岩手県内でも盛岡駅にあるんですよ。

 この避難路は、国土緑化推進機構の「緑の募金」を利用し、当組合がボランティアで施工したもので、昨年、UBS、コカコーラ……といったたくさんの企業のみなさんの力を借りて、斜面を掘ったり、丸太をかついだりして、完成させました。

 完成から1年以上がたち、今回は、下草刈りのほか、手すりや車椅子も上がれるレールの部分の塗装を塗りなおしてもらいました。

自然塗料を塗っておくことで、丸太に水がしみこんでもろくなったりするのを遅らせるということです。

当組合事務所から近い根浜地区は、2019年のラグビーワールドカップのスタジアムも出来る予定で、避難路の重要性はいっそう、増してきます。当組合もひきつづき避難路のメンテナンスに協力していきたいとおもいます。
(てづか)

千代田化工グループさんと「地拵え」

 定期的に林業体験のため当組合に来てくださる千代田化工グループの皆さん。10月9、10日は「地拵え(じごしらえ)」というハードな作業に挑戦しました。

 千代田化工さんとは来春から箱崎半島の山林でいっしょに森づくりに取り組んでいただく計画です。
舞台となるのは、東日本大震災で被災し経済的な理由で再造林(再び植樹すること)ができない組合員(山林所有者)さんの山です。
被災した方への支援になるのはもちろんのこと、釜石地域の環境づくりにもつながる活動です。とくにも大槌湾からすぐの地域なので、万一、土砂災害が発生すれば漁業にも大きな影響が出てしまいます。その意味では、森だけでなく海を守っていく活動でもあります。

 これまで来ていただくたびに何度か意見交換をするなかで、来春、植樹をしていただくことになり、今回は、その準備である「地拵え」をしてもらいました。
地拵えというのは、伐採した山に残っている木や枝葉を水平に積んで片付ける作業。

国道などを走ったさいに、山の斜面に水平に木が並んでいるのを見たことがないでしょうか。これが地拵えです。

 今回の現場は傾斜がゆるいので、水平というほどではありませんが、春に植樹しやすいよう、枝や葉を列状に並べて片付けてもらいました。

 作業途中には、所有者さんも駆けつけてくれて、みんなで記念撮影。

そしてなんと、突然のことながら、所有者さんの提案で、翌朝、大槌湾クルーズに行くことに。

(定員の関係で、森組からはだれも乗っていません……)

下船後、みなさん「釜石を海から見るのは初めてです」「あらためて海と山の近さを感じました」など感激した様子でした。
山林を舞台に、首都圏の企業さんと組合員さんがつながるすてきな出会いになりました。

 船から下りてふたたびきのうの作業の続きです。

みなさん、ぎりぎりの時間まで手を休めることなく作業を進めていただきました。
おかげさまで来春には予定通り、植樹ができそうです。
(てづか)
 

まるごと味覚フェスティバルに出展しました

10月3、4日は「釜石まるごと味覚フェスティバル」が、釜石駅近くのシープラザ遊とその周辺で開催されました。
当組合も、木工教室とシイタケの販売を行いました。

 三陸中部森林管理署、県沿岸広域振興局農林課の方も、木工教室の「センセイ」として参加者といっしょに金づちを振るいました。


子どもから年配の方まで200人近い方が、ミニ椅子やプランター、巣箱、本棚をつくりました。
みんな、上手にできたでしょうか???
なかでもミニ椅子は大人気で、初日2日目とも、午前中でなくなってしまいました。
つくりにきてくれたみなさん、ごめんなさい。

そしてもうひとつはシイタケの販売です。
このシイタケは、組合事務所近くの津波浸水エリアに、バイオパワージャパンが建てた菌床シイタケの栽培工場で生産したものです。栽培時の熱源は、当組合から供給した木質バイオマス(枝や葉)です。
そんなご縁で、今回、当組合のブースで試食・販売を行いました。

木工教室も大盛況で人手不足……。
職員では手が回らず、代表理事組合長を筆頭に、理事がシイタケを切ったり焼いたり……。
晴天、を通り越した炎天下の下、一丸となってがんばりました。


 来月初旬には、こちらも管内の大槌町のサケまつりで木工教室を開催する予定です。

釜石中学校の職場体験を受け入れました

 大槌学園につづいて、10月1日は釜石中学校の生徒2名が職場体験に来ました。
2日間の予定、ということで、初日の1日は、森林組合の仕事や山の手入れの重要性について高橋参事と坂本グループ長からお話しました。

中学生からも「やりがいはなんですか」など色々な質問が出ました。

 お昼からは大槌町内の伐採現場へ行くことに。
その前に、当組合からも丸太を収めている上田製材所に立ち寄り、丸太が板に加工されていく様子を見せて頂きました。


 いざ、現場へ。
グループ長が高性能林業機械を使って、スギの伐倒を見せた後、中学生2人にも実際に機械を操作してみてもらいました。

林業体験の記事などにもたびたび登場しているこの機械は、木をつかんで伐って倒し、さらに2メートル、4メートルといった指定の長さに伐っていくという一連の作業をこなします。
2人にもその工程をグループ長といっしょに体験してもらいました。

 午後からは、釜石ではめずらしいヒノキを植林した山林に入り、病気にかかったヒノキを手ノコで倒してもらいました。

 じつは、釜石中の職場体験は2日間の予定。
……だったのですが、台風(低気圧?)の暴風雨の影響で、2日目は中止となってしまいました。

ちょっぴり残念ではありましたが、この週末に市内で開催した「釜石まるごと味覚フェスティバル」の釜石森組ブースに生徒さんが顔を出してくれて、うれしかったです。

釜石中学校さん、また来てくださいね。

大槌中の「職場体験」を行いました

 昨年にひきつづき、当組合管内にある大槌学園中学部の「職場体験」の受入れを行いました。
今回の講師は……、これまた昨年にひきつづき、同校に長女が通学している佐々木健介課長です。

 健介課長は教職免許を持っているだけあって、生徒たちをおもしろがらせながら、話すのが上手なのです。座学では、間伐の大切さや環境保全について説明しました。

 そして外に出てからは、恒例の?男女に分かれて丸太伐り競争。

手ノコを使って、丸太伐りに挑戦しました。

(実際の現場では、チェーンソーを使って伐っています)
3時間ほどの短い時間でしたが、地域の仕事について知ってもらえたでしょうか。

大槌中のみなさん、また来てくださいね。

吉里吉里保育園で植樹祭を行いました

 夏から関係者とともに取り組んできた「東日本大震災復興祈念・吉里吉里保育園環境緑化事業」が終了するに当たり、9月28日に同保育園で記念植樹と植樹祭を行いました。

 吉里吉里保育園は、東日本大震災の津波で被災し、夏に高台にパステルカラーのかわいらしい園舎が完成しました。
 国土緑化推進機構の「緑の募金」の助成を受けて行ってきたこの事業は、東京などでカフェバーを運営するプロント・コーポレーションの社員さんや店長さんが、7月に2回、9月に1回、そして今回、の計4回にわたって参加し、当組合で技術指導や山崩れを防ぐための水路設置などを担当してきたものです。

 今回が最後ということで、プロント関係者でオオヤマザクラを植樹、園児さんや近くの吉里吉里小学校の児童さんがツツジを植えました。


最後に、園長先生や関係者で標柱を立てて、完成です。

 園児さんから元気いっぱいの「お礼の言葉」をもらって、大人もみんながんばった甲斐がありました!

 
 サクラとつつじがきれいな花を咲かせるのがたのしみですね。

(てづか)
 
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