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釜石小学校児童のみなさんから苗木募金寄付

 5月8日に発生した釜石市尾崎半島の林野火災から2ヶ月たちましたが、市内外のさまざまな個人、団体から寄付のお申し出や植樹活動のお問合せなどをいただいています。本当にありがとうございます。

 

 これまで、釜石市やともに隣接の遠野市、大槌町の団体から苗木購入の寄付金をお預かりしてきましたが、今度は釜石市立釜石小学校の児童さんたちからご寄付いただき、当組合の久保知久代表理事組合長と広報担当の手塚とでお礼に行ってきました。

3人写っている児童の両側2人が募金集めをしてくれた6年生の児童会事務局メンバー。ふたりとも笑顔がすてきなしっかり者!

真ん中は募金してくれた1年生です。(学校の許可をいただき掲載しています)

募金活動は、6月28〜30日にかけて行われたとのことで、児童会のメンバーが朝、昇降口のところに立って、登校するみなさんに募金を呼びかけてくれましたそうです。

 

 そこで集めた4万2214円を先日、PTAの方が森林組合事務所に持ってきてくださいました。

 PTAの方のお話によると、林野火災の翌日は釜石市内も火災の煙が充満していたため、子どもたちもとても心配していたそうです。また、いまの高学年の子どもたちは東日本大震災のときにすでに物心がついていて、全国や世界からのたくさんの物資やボランティアの人たちに助けられたことを憶えているので、震災後にどこかで災害が起こると親身になって心配し、これまでにも自発的に募金活動などをしてきたということです。「高学年が1年生や2年生にも助け合いの大切さを教えてあげているんですよ」とのお話でした。頼もしいですね!

 

 児童会のみんなからも「このお金を焼けてしまった森の再生に役立ててください」と激励してもらいました。

せっかくのご縁ですので、植樹活動が始められるようになったら、ぜひ小学生のみんなにも苗木を植えてもらうような機会をつくりたいと思っています。

 

 釜石小のみなさん、PTAのみなさん、本当にありがとうございました。

(広報担当:手塚)

釜石市尾崎白浜・佐須地区林野火災説明会を開催しました

 5月8日に発生した釜石市尾崎半島の林野火災で被災した山林の復旧について考えるため、山林所有者さんへの説明会を6月29日に尾崎白浜コミュニティ番屋で開催しました。

 釜石市からは樹種別の被害面積など被害状況について説明し、岩手県沿岸広域振興局からは現地調査の写真を使いながら区域ごとの被災山林の状況を報告しました。

 

 その後に、

・被害木の伐採(補助事業としては「特殊地拵え」)と搬出や植林、シカ柵の設置、下刈り、などの事業には現状で、かかると見込まれる費用の少なくとも68%が補助されること

・釜石市が補助のかさ上げを検討していること

ーーなどが説明されました。

 

 当組合からは

・一番被害が激しい区域から丸太30立方程度を伐採して、サンプルとして搬出し、すでにそのうち6立方(18本)を大槌町の上田製材所に購入頂き、試験的に製材をしてもらうこと

・県内外から焼けた木材の取引について問合せをいただいていること

ーーをお伝えし、

焼けた木も補助金を使って伐採し搬出すれば販売収入が見込めることを強調しました。(所有者の持ち出しはなく、収入が期待できます)

 

 参加者の方々からは、「長年育ててきたのだからいくらかでも販売してほしい。でないと先のこと(植林等)は考えられない」

「林道(作業道)があって消防車が入れれば被害はここまで広がらなかったのではないか」「伐採が遅くなれば木の価値は下がる。早く作業に着手してほしい」「漁業のことを考えて落葉する広葉樹も必要だ」などの声が上がりました。

 

 当組合では、販売先の開拓を急ぐとともに、伐採・搬出の方法や費用などについて組合員さんの相談に取り組んでまいりますので、ご質問は高橋(0193・28・4244=釜石地方森林組合)までお気軽にご連絡ください。

 

広報担当:手塚

苗木募金箱設置 〜cafe kikuyoshi(釜石市)

 5月8日に発生した釜石市尾崎半島の林野火災に関連した情報です。

 

 岩手県内を中心に各地から寄付金をいただきましてありがとうございます。

本日、6月28日から釜石市内中心部の「cafe kikuyoshi」さんにも募金箱を設置していただきました。

 kikuyoshiさんは、東日本大震災のあと、市内中心部にオープンした人気のカフェです。ウッディーな店内の雰囲気、そしておいしいコーヒーやお食事で、若者から年配まで広い世代でにぎわっています。経営する武井さんご夫妻の人柄、釜石にはめずらしい無料のwi-fiも人気の秘密です。

 

 募金箱はレジの横に置いてありますので、ご協力頂ける方は、お帰りのさいにお願いします。

 

<店舗情報>

cafe kikuyoshi

住所   釜石市只越町2−1−16(ホテルルートインともりのやの間)/電話 0193-22-4548

営業時間 11:30〜20:00/おおむね火曜日定休

 

遠野バケツでジンギスカン実行委から寄付金贈呈

釜石市尾崎半島の林野火災に関連した投稿です。

 
 遠野といえばジンギスカンか河童か、というくらいジンギスカンが名物となっているまちですが、 遠野市で今月11日に行われた「遠野バケツでジンギスカン」実行委員会のみなさんが27日、釜石地方森林組合事務所を訪れ、寄付金7万1564円を寄贈してくださいました。

 

 いらっしゃったのは、「ねまるべ遠野」代表で、遠野駅横のお店「Deん〜隠れ家〜」の高宏美鈴さん、遠野神輿会「勢組」頭の宮守修一さん、遠野まごころネット顧問の荒川栄悦さんです。バケツでジンギスカン会場で募った寄付を高宏さんから当組合の久保知久・代表理事組合長に手渡していただきました。

(募金箱を手渡した高宏さん、宮守さん、久保組合長、荒川さん=左から)

 

 遠野と釜石は古くは同じ「上閉伊(かみへい)郡」ということもあり、東日本大震災では、遠野が後方支援の拠点として沿岸各地で活動するボランティアや物資輸送のハブになりました。先日、同じく寄付金を贈呈してくださったNEXT KAMAISHI の青木さんと高宏さんがお知り合いというご縁で、今回、遠野でも募金活動をすることを決めたとのことでした。

 

 高宏さんは「上閉伊のつながりは今でも強い。火災のニュースを聞いて『遠野でも何かしなくては!』と思い募金を集めました。自分の山が火災に遭った山主さんのショックははかりしれませんが、森林が復活する役に立てれば」と話していました。久保組合長は「震災の時も遠野の方々がすぐに駆けつけてくれました。今回もこのような支援をいただき大変ありがたい」とお礼を述べました。

 寄付金をお預かりした後にみなさんとお話をしているうちに、なんと高宏さんと久保組合長は、中学校時代に同じ先生にお世話になっていたことが判明。だいぶ年齢の違う二人ですが、それぞれに今もその先生と親交があるということで、おもわぬご縁に一同、驚きました。

今後もイベントの折などに募金活動をしてくださるとのことです。高宏さんはじめ実行委員のみなさん、募金をしてくれたみなさん、本当にありがとうございました。

 

●苗木の購入費について

 公表されている被害面積413ヘクタールのうち、私有林(32名分)は266ヘクタールで、このほとんどは当組合の組合員の山林です。このうち、どの程度の面積に再度、植林するかは現状では決まっていませんが、かりに266ヘクタールすべてに植林をすると66万本ほどの苗木が必要になります。(現在、植林をする場合、当組合ではスギと広葉樹を混ぜて1ヘクタールに2500本ほどの苗木を植えるため)

 苗木の価格は樹種によって違いますが、平均で200円ほどのため、66万本 × 200円 =1億3200万円 が苗木購入費として必要なことになります。

 

 実際には、伐採にもコストがかかり、苗木を植えるにもお金がかかりますが、当組合では、寄付をいただいたお金はすべて、苗木購入の実費に充てるため積み立てています。

(広報担当:手塚)

 

 

 

林野火災被害木のサンプル採取

 本日も、昨日(6月15日)の寄付金贈呈の報道をご覧になった団体から寄付金をお持ちいただきました。本当にありがとうございます。

 

 当組合もみなさんのご厚意に頼ってばかりはいられません。今週は、職員が林野火災の現場に入り、一番被害が大きかった佐須の山林から焼けてしまった立木を数十本伐採し、サンプルとして運んできました。

(手前はチェーンソーで伐採したエリア)

 

 苗木の購入費も大きな課題ですが、それ以前に、焼けてしまった木を伐って、現場から運び出すのに膨大なお金がかかります。本来であれば、運び出した丸太の販売先と販売金額がおおむね決まっていますが、焼けた木となると話は別です。組合員さんに1円でも多くお返しするために、伐採した丸太をサンプルとして見ていただき、販路を広げていく予定です。

 外側の皮の部分は真っ黒ですが、見ての通り、中はかなりきれいです。しかもきちんと何年かおきに間伐されていた山林なので、きれいでまっすぐな材(スギ)に成長しています。

 

 当組合としても販路を見つけていきますが、もしこれらの丸太を購入したい、加工したいという方がいらっしゃいましたら、お気軽に

yukiotakahashi●kamamorikumi.jp までお問合せください。(●をアットマークに変えてください)

すぐに、運材費も含めた御見積をお送り致します。

(広報担当:手塚さや香)

NEXT KAMAISHIから林野火災寄付金を頂きました

釜石市尾崎半島の林野火災に関連した投稿です。

 

 釜石市中心部で今月11日に行われ盛況だった「釜石はしのうえ朝市」を中心になって運営した市民グループNEXT KAMAISHI の青木健一代表が15日、釜石地方森林組合事務所を訪れ、朝市で集めた寄付金4万312円を寄贈してくださいました。

地元の青紀土木の専務である青木さんは、自社の事務所や重機が東日本大震災で被災しましたが、直後からがれき撤去や復旧に尽力されてきた方です。そんな青木さんから先週、「朝市で、山林火災から復旧するための苗木の購入費を集めたい」とお申し出をいただいておりました。朝市の会場ではほかのメンバーととともに朝市のお客さんに寄付を呼びかけ、子どもから高齢者までたくさんの方が寄付してくださったということです。

(釜石はしのうえ朝市での募金活動の様子)

 

 目に留まる2匹のネコと焼けた木から芽が出ているイラストは、雫石町在住の漫画家・そのだつくしさんによるものです。そのださんが「関係者以外が現場を見に行くことができるか」と旧知の青木さんに相談したのをきっかけに、青木さんが当組合に現状を問い合わせてくださり、それをきっかけに青木さんは寄付を思い立ったとのこと。一方、そのださんは尾崎半島に土地勘のある方と現場を歩き、その印象をもとにこのイラストを完成させたそうです。お二人のスピード感あふれる行動力と実行力で寄付が生まれたというエピソードをうかがい、感激しました。「みんなでいのちのおてつだい」という力強いメッセージも添えられています。

 

 久保知久・代表理事組合長に寄付金を贈呈した青木さんは「釜石が海のまち、魚のまちとしてあるのは、豊かな山があるからこそ。海を守るためにも豊富な自然を次の世代に引き継いでいきたい。まもなく販売できる木が焼けしまった山林所有者さんは落胆していると聞いています。みなさんの山に苗木を植える際の資金に充ててほしい」と話しました。久保組合長は「山林所有者である組合員の多くは、森林資源を後世に残していきたいという思いを持っている。このように森林の機能が市民に理解され応援していただけると、『また木を植えよう』という励みになる」とお礼を述べました。

テレビ局、新聞社の取材も入りましたので、明日の朝刊などで報道されるかもしれません。

NEXT KAMAISHIは、今後も「釜石よいさ」の会場などで寄付の呼びかけを検討してくださるということです。

 

 ●苗木の購入費について

 公表されている被害面積413ヘクタールのうち、私有林(32名分)は266ヘクタールで、このほとんどは当組合の組合員の山林です。このうち、どの程度の面積に再度、植林するかは現状では決まっていませんが、かりに266ヘクタールすべてに植林をすると66万本ほどの苗木が必要になります。(現在、植林をする場合、当組合ではスギと広葉樹を混ぜて1ヘクタールに2500本ほどの苗木を植えるため)

 苗木の価格は樹種によって違いますが、平均で200円ほどのため、66万本 × 200円 =1億3200万円 が苗木購入費として必要なことになります。

 

 実際には、伐採にもコストがかかり、苗木を植えるにもお金がかかりますが、当組合では、寄付をいただいたお金はすべて、苗木購入の実費に充てるため積み立てています。

(広報担当:手塚)

 

高山市(岐阜県)から林野火災寄付金を頂きました

 釜石市尾崎半島の林野火災に関連した投稿です。

 

 岐阜県高山市農林部のみなさんが、林野火災復旧に充ててほしいと寄付金を贈ってくださいました。

高山市とは、同市農林部OBの伏見七夫さんが釜石市農林課に被災地への応援職員として派遣されているご縁があります。昨年は、釜石市農林課職員と当組合職員とで、高山市の鳥獣害対策や木材加工の現場の視察にも行きました。

 高山市に一時帰省していた伏見さんが釜石に戻り、6月12日に当組合事務所を訪れて、寄付金を渡してくださいました。

(左が伏見さん)

 お預かりした寄付金は、被害木の伐採が終わった後の植林のさいの苗木購入に充てさせていただきます。

 

 また、長らく高山市の農林振興に尽力された伏見さんから、山林復旧のための植樹活動についても色々な提案を頂きました。伏見さんはじめ、みなさんの知恵と行動力に背中を押していただきながら、尾崎半島の緑の再生に取り組んでいきたいと思います。

 

 高山市農林部のみなさん、本当にありがとうございました。

(広報担当:手塚)

火災から1ヶ月 現状と今後につきまして

 5月8日に発生した釜石市尾崎白浜地区、佐須地区での林野火災から1か月がたちました。

あらためて、所有山林が被害に遭った山林所有者の皆さま、延焼中避難を余儀なくされた尾崎白浜、佐須の皆さまにお見舞い申し上げます。

また、「山林の復旧に」とご寄付を持参いただいた方々、お申し出いただいた皆さま、本当にありがとうございます。お預かりしたお金はまちがいなく組合員さんの山林復旧に充てるために管理しております。

 

1か月の節目ということで、当組合としての取組みについて整理してご説明します。

 

<被災した山林の現状>

[嗅酊、県、市と現場確認

 当組合が岩手県、釜石とともに復旧に向けて釜石市尾崎白浜・佐須地区林野火災にかかる林地再生対策協議会」の場で、作業方法などを検討していることはすでにお伝えしましたが、6月8日には林野庁森林整備部からいらした2名と県、市、当組合とで、佐須側、尾崎白浜側の両方の現場を確認してきました。

もっとも被害が甚大とおもわれる佐須では、販売を控えたスギの立木が根元から上まで炭化していました。

一方ですぐ近くでは、焼けてしまった立木と残った立木が混在している区域もありました。

 

被災木サンプル調査

 現状で一番の課題は、焼けてしまった立木の販売です。スギの立木山元価格(平成27年/1立方)は2833円で、「スギ1立方」というと直径32センチ、高さ27メートルくらいの立木です。つまり、焼けた木の樹齢にもよりますが、1本あたり3000円前後の販売間近の立木も大量に焼けてしまったことになります。

 販売できるはずだった木が売れない、ということは、山林所有者にとてとても大きな経済的な打撃です。なぜならば、植林してから50年の立木になるまでには、植林⇒下草刈⇒除伐⇒間伐、という作業が必要で、面積に拠りますが、数百万円のコストをかけて育ててきているものだからです。

 当組合としては、立木が売れないという事態はなんとしてでも避けるために、5月末に被災木のサンプルを取って、活用方法をさぐっているところです。400ヘクタールを超える山林が焼けているため、その中でも被害の程度はまちまちなので、被害程度によって、さまざまな販売先にご相談に回っているところです。1円でも高く山林所有者(組合員)に還元できるよう、販売先を開拓していきたいと思います。

 

<今後について>

―衢者説明会

 被害状況を説明するとともに、自身の山林を今後どのように経営していくかの意向を調査するため、6月末には、被災エリアの山林を所有する方々を対象に説明会を開催します。

皆さまからのご支援について

 寄付金のお申し出、ボランティア活動のお申し出を釜石市内外から頂いています。冒頭に書いたように、寄付金は使い道を「苗木の購入」に限定したいと考えおり、現状では、どのくらいの面積を復旧させるか、どのくらいの苗木が必要になるか、が明確になっていません。組合員さんの意向が分かってくる中で必要な量がわかってきますので、そのタイミングで広く寄付を募ることも検討しています。当組合では、以前からスギなどの針葉樹だけではなく、ナラなどの広葉樹を混ぜた針広混交林の森づくりに取り組んでいます。皆さんのお力を借りながら、経済的にも収益が期待でき、かつ森林の魅力を感じていただけるような森をつくっていきたいと思います。

 ボランティア活動については来春以降、ご協力いただける活動がたくさん出てくると思いますので、しばらくお待ちください。今年の秋から焼けた立木の伐採作業に入り、伐採が終わった区域は来春から植林活動に入ることになります。林野火災現場の伐採はとても危険なため、一般の方の立ち入りは難しく、来春以降、安全な状況でぜひみなさんのお力をお借りしたいと思っています。

(尾崎半島の半島部中央より先のほうは、当組合が所管する民有林ではなく、釜石市有林のため、釜石市が復旧の計画を策定します)

 

 8日の現場確認では、黒く焼けた表土のそこかしこから、シダ類や草が芽吹いていて、生命の力強さを感じました。

当組合も、植物の生命力を活かしながら、組合員さんの山林復旧のためにがんばっていきたいとおもいます。

 

釜石地方森林組合職員一同

(文責=広報担当・手塚)

第1回尾崎白浜・佐須地区林地再生対策協議会が開かれました。

 釜石市尾崎白浜、佐須地区の林野火災発生からまもなく1ヶ月がたちます。

 本日6月6日、釜石市、岩手県、釜石地方森林組合による「釜石市尾崎白浜・佐須地区林野火災にかかる林地再生対策協議会」の初会合が開かれました。当組合からは久保知久代表理事組合長、高橋幸男参事が出席しました。

 釜石市からは

・被害区域面積 413ヘクタール

・被害額    7億4500万円

ーーに上ること、

個人の山林である私有林の被害が

・所有者数   32名

・被害面積   266ヘクタール

・被害額    4億9600万円

ーーになることが発表されました。

県、市、当組合の担当者が徒歩と船、ヘリから調査した面積をもとに、県の規定にもとづいて樹種や木の樹齢ごとに価格を算定した金額です。

 

 会議では、久保組合長からは「焼けてしまった木の販売や処分が課題になってくる。少しでも多く製材所などに買ってもらえるよう働きかけていく」と説明。高橋参事は「山火事で被災した立木の被災木を伐採し搬出するには作業道が必要」と指摘し、「被害木の伐採は通常の伐採以上に危険が伴う」と作業の課題を説明しました。また今回、被害に遭った地域は「植林をしてから47年〜70年近くたった木が多く、まもなく売れる木が焼けてしまった所有者(組合員)の失意は計り知れない」と話しました。

 

 ほかにも、釜石市が所有する尾崎半島の山林でベンチや看板などが焼けたことや、尾崎半島近くにある定置網の周辺の海中で焼け落ちた木が確認されたことなどが報告されました。

 

 32名の大半は当組合の組合員であることから、当組合としては、組合員さんの経済的な負担を少しでも少なくするために、県や市と連携しながら、さまざまな制度を活用するよう、方策を考えてまいります。

所有者向けの説明会は6月中に開催予定です。日程が決まり次第、釜石市からご案内が送付されます。

(広報担当:手塚)

 

 

 

 

尾崎白浜の林野火災現場の調査を実施しました

 事前にお知らせしていましたが、本日5月16日に、尾崎半島(尾崎白浜、佐須地区)の林野火災の被害状況を、岩手県と釜石市、釜石地方森林組合、釜石大槌地区消防本部とで行いました。

総勢30名を超える関係者が7グループに分かれて、被害面積を算定するために、地上から調査しました。今後、岩手県が徒歩では調査できない断崖部分などの調査を行ったうえで、被害面積や被害金額を算定し、発表するということです。

 

 各グループは、焼けている部分と焼けていない部分との境を歩き、GPSで位置を測定し周囲の写真を撮影して歩きました。

見渡すかぎり真っ黒に燃えてしまっているエリアもあれば、尾根を境に片側だけが焼けているエリアもあり、傾斜もきついことから、安全第一で作業しました。

 

 

 尾崎神社の奥の院の無事は先日お伝えしましたが、その周り一帯はかなりひどく焼けているのが確認されました。

また、モミとブナが共存しているめずらしい地域として知られていたモミの群生地周辺の被害も激しいものでした。

今回、焼けてしまった地域には人工林と天然生林が混在していますが、どちらとも被害は大きく、復旧にはかなりの時間と費用がかかることをあらためて実感しました。

 

被害面積確定のために当組合が参加する調査は当初、2日間の予定でしたが、対象地域を測り終えたため、本日で終了します。

被害面積や金額について一部、報道されていますが、まだ面積の測定も終了していない状況のため、確定には至っておりません。

 

(広報担当・手塚)

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